半世紀振りの上ノ原山荘

２４期５組 吉井明 よしいあきら

３年間クラス替えがなかった級友たち皆1番の思い出は上ノ原山荘での数々の出来事でした。毎回クラス会で「また行ってみたい」と話題に出て数十年、やっと令和６年6月訪れることができました。クラスメート男女６名(グループ交際ですが皆古希を過ぎているので学校や親の承諾は不要)

朝上野駅に集合。50年前は小諸駅からバスに乗って行けたけど今はそのバス路線は廃止。新幹線の最寄り駅でレンタカーを借りて上ノ原山荘へ向かいます。

６名それぞれの記憶を頼りに山道を登って行くと段々畑に人家がちらほら、それらしい風景になってきました。バス停は発電所前だったからこの辺途中で脇道に入る(誰かしら覚えてるものですね)。

小さな表示板が立つ農道をゆっくり登ると、在りました50年前の記憶と同じ建物です。

休業期の為、窓は閉まってたけどカーテンの隙間から見えた食堂のカウンターとホールは昔と同じで懐かしい。あの頃はここでみんな大声出して歌ったり、下のグランドではキャンプファイアーをしたことも思い出しました。

記念写真を撮り眼下の山々を眺めたら訪問終了。静まり返った上ノ原山荘をあとにし、長野善光寺をお参りしてから新幹線で上野駅に戻り解散。

山荘が昔のまま在ったことに感謝しました。