「文学歴史散歩　旧東海道川崎宿コース」

上高会部長　　上村　肇

　東叡会と上高会の共同主催の散歩会が10月12日（土）に開催されました。今年度に3回実施するうちの第1回です。案内は、元上野高校国語科教諭の滝山正治先生。長年にわたり、新しいコースを案内いただいています。旧東海道川崎宿については、戦災からの復興の際に区画整理の対象にならなかったため、現在も江戸時代の道幅が残っているところがあります。

　川崎駅の中央改札の前に集合。駅前にある川崎出身の歌手坂本九の歌碑を見て、旧東海道の「佐藤本陣」跡へ。稲毛神社を経て「東海道かわさき宿交流館」でジオラマ展示などを参観。多摩川の土手の上にある「六郷の渡し」碑、医王寺を経て「味の素」川崎工場へ。同社のバスで広い敷地にあるいくつもの工場の外観を見せていただきました。その後、川崎大師駅近くの「大師線発祥の地」の碑を見ながら川崎大師に向かい、境内で記念写真。参道を出たところで解散となりました。17名の参加者は、それぞれ大師の参道で名物の久寿餅や飴を買ったりしながら家路につきました。

　次回は、11月2日（土）午後1時にJR山手線「目黒駅」中央改札に集合し、城南五山（花房山、池田山、島津山、八ツ山、御殿山）などをめぐります。お気軽にご参加ください。