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「台東薪能鑑賞会」に行きました。

新20期 服部 徹

 7月31日(水)、能楽師シテ方観世流の新43期坂真太郎さんが出演する「台東薪能鑑賞会」を東叡会総会出席者に案内したところ、新10期~新27期の8名の方の応募がありました。当日、都合が悪くなられた方があり、7名で「台東薪能」に行きました。

 当日は、朝から晴天に恵まれましたが、夕方から夜にかけて土砂降りの雨という天気予報で、早々に会場が金龍山浅草寺境内から台東区立浅草公会堂に変更となりました。

15時30分に東京メトロ銀座線浅草駅雷門方面改札口に集合しました。近くの居酒屋で早めの夕食を兼ねた懇親会の後、インバウンドで外国人観光客がごった返す雷門や仲見世を横目に見て、会場に向かいました。

台東区長の挨拶の後、能楽評論家による演目の解説があり、新門辰五郎ゆかりの第5區木遣り会が木遣りを唄い、纏を振るって入場し、火入れ式(屋内なので実際には電気が点灯)が行われ、壇上の裃姿の台東区芸術文化財団の役員が扮する正副奉行を前に木遣り「祝い唄」が奉納されました。

演目は、能「清経」、狂言「蝸牛」、能「一角仙人」でした。坂真太郎さんは「一角仙人」のシテで、娘さんの瞳子さんも子方(龍神)で出演していました。坂さんは、謡の声の通りがよく会場に響きわたり、舞も所作にキレがあって見応えがありました。

終演後、会場を出ると土砂降りの雨はすっかり上がっていました。浅草寺境内での夜空の下での薪能の風情は味わえませんでしたが、空調の効いた屋内での能鑑賞に満足しました。

 

お詫び

 東叡会ホームページで、坂真太郎さんが新46期と紹介されてきましたが、正しくは新43期です。お詫びして、訂正申し上げます。

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コメント: 4
  • #1

    宮本 道男 新27期 東叡会企画部 (日曜日, 04 8月 2024 18:55)

    服部さん。台東薪能の催しにお誘いいただきまして誠にありがとうございました。能は始めての体験でした。日本古来の文化に触れたようで
    未知の世界を見たようです。また次回を楽しみにしております。

  • #2

    小野一志 24期 (月曜日, 05 8月 2024 10:36)

    服部先輩のお誘いを頂き浅草寺境内の台東薪能に私も行ってきました よくポスターは見かけましたが台東薪能は初めてです 残念ながら雷雨予想で当日に会場が境内から近くの浅草公会堂に変更になりましたが、空調の効いたホールで能と狂言を楽しめました 同窓の坂さんが演じた一角仙人という演目は波羅奈国(インド)を舞台にした(能にしては)判りやすい、面白いストーリーの演目でした 坂さんの演技は素晴らしく、また公会堂の隅々まで朗々と響く声量に圧倒されました 楽しい催事にお誘いいただき有難うございました

  • #3

    関口 博 新26期 (木曜日, 08 8月 2024 12:22)

    服部様のお誘いで、初めて「能」を観賞しました。綺麗な舞台で、厳かな「能」の舞はすばらしかったです。「狂言」もわかりやすく良かったです。ありがとうございました。

  • #4

    坂 真太郎 新43期 (日曜日, 18 8月 2024 20:17)

    生憎のお天気でしたが、諸先輩方にご来場頂き、誠にありがとうございました。
    今後とも宜しくお願い申し上げます。