東叡会 令和 6(2024)年度「定時総会」のご報告

執行委員会企画部長 井上芳郎(新 24 期)

去る 6 月 22 日(土)に母校視聴覚教室を会場として、久々の対面による「定時総会」が開催されました。以下概略のみをご報告申し上げます。なお当日の参加者数は、総会開会時で 63 名との報告を受けております。 

総会開会に先立ち、東京学芸大学・名誉教授大石学氏(新 24 期)による記念公演が行われました。「新しい都市江戸・江戸時代イメージ」との演題で、従来とは異なる視点からの「江戸時代像」について、丹念に史料に当たり実証していくという、まさに大石氏の本領とする「時代考証学」による研究成果のご発表であり、大変興味深く拝聴いたしました。 

総会の冒頭、本田勝彦会長より「コロナ禍の影響により 5 年ぶりに総会が開催され、喜びに堪えません。この間執行部などで退任者や交替などがあり、一部活動が滞っていましたが、各務さんはじめ役員の皆さんのご努力により、本日を迎えることが出来ました。またご案内のとおり母校の現役生の諸君について、勉学・部活動共に大変良い成果が出ておるとのこと、卒業生としても喜ばしい限りです。本総会で新役員体制が承認されましたら、会の運営の立て直しなど、鋭意進めていきたい所存です(要旨)。」との開会挨拶がありました。 

引き続き来賓を代表して吉田寿美学校長より「本田会長からもご紹介頂いたように、各部活動をはじめ、教育活動で順調な成果が上がっております。特に男子バレーボール部は、都立高校初めての関東大会 3 大会連続出場ということで開会式での表彰という栄誉を受けました。囲碁将棋部の部員が、東京都代表チームのキャプテンとして抜擢されるというニュースもございました。東叡会の皆様が「母校」を誇って語れるよう、今後も教育活動に専心して行く所存ですので、ご支援をお願い致します(要旨)。」とのご挨拶を頂きました。 

次に議事に入り、1 号議案として下記の通り、新年度役員が選任され承認を得ました。会長:本田勝彦(新 12 期) 副会長:岡泰之(新 14 期)、服部徹(新 20 期)、小林輝夫(新

27 期) 会計監査:堀内晴生(新 22 期)、小野一志(新 24 期)。 

2 号議案「執行委員選任」、3 号議案「事業計画」、4 号議案「予算案」について各々質疑応答がなされ、いずれも拍手多数により原案通り可決されました(詳細は別添資料をご覧下さい)。なお、質問・意見としては大略以下のようなものがございました。 

・コロナ禍とはいえ事務引き継ぎの不調による、決算報告の遅れなど早期に解決すべき。 

・今総会で出来なかった部分について、できる限り速やかに次期総会の場で報告すべき。 

・役員体制の「若返り」のための方策を考えて欲しい。・会報の発行コストについて。また「紙媒体」だけではなく、デジタル活用も考慮すべき。 

・現役生への部活動支援として、例えば地区大会・全国大会出場への激励費の創設を望む。・会費徴収のための工夫と、会員名簿の整備を望む。その際に個人情報保護の観点が必要。 

・東叡会ホームページの充実と活用の方策を望む。 

これらの貴重なご意見・質問に対して、今後執行部を中心として鋭意検討を加えていくこととしました。参加の皆様からの活発な質疑、建設的ご意見表明に感謝申し上げます。 

全ての議事終了後、承認を得た新執行部、各役員の紹介がなされ、代表して本田会長から以下のような挨拶がありました。

「内藤副会長と藤田実行委員長には長い間たいへんご苦労様でした、感謝を申し上げたい。そして新しい執行部の皆さんには、是非とも頑張ってもらいたい(要旨)。」そして最後に、参加者全員で校歌を斉唱し、集合写真を撮影して閉会となりました。 

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コメント: 1
  • #1

    谷澤利一郎 新5期 (火曜日, 09 7月 2024 19:34)

    井上芳郎さん 企画部長ご苦労様、総会も終わり腰を落ち着けて頑張ってください。小野さんも。東叡52号を見ると地学部OBはすごいですね。白尾元理さんを加えるととんでもないことになりますね。当方は年相応に動きが鈍くなりました。